過去10年間のうち、最も成功を収めた2つのスタートアップである米国発の人気配車サービス「Uber」と日本でも御馴染みの民泊サイト「Airbnb」に早期から目を付けて投資しているJeffrey Wernick氏は、誰もが資産の代替えである仮想通貨に投資するべきだと考えています。
ビットコインは2009年以来、優れたパフォーマンスを見せている
Wernick氏は、ビジネス・インサイダーのインタビューの中で、「多くの投資家がビットコインとオープンソース・コンセンサス通貨の哲学を理解できていない。」と強調しました。
ビットコインは、単にお金を送受信する代替方法ではなく、純粋にデジタル形式でお金を貯めることができる価値のある保管方法です。
ビットコインが政府機関、金融当局、そして仲介者を排除するためのコンセンサス通貨の能力によって立場を脅かされる可能性のある大手金融機関からの精査を経て、今後5年間生き残れることができれば、ビットコインの価値は現在の価格よりも確実に高くなるとWernick氏は指摘。
よって、個人投資家にとって仮想通貨市場へ投資する最善の方法は、長期投資としてビットコインを5年間保有し、取引をせずに支配的な仮想通貨の存続の可能性と回復力に賭けることだと彼は説明しています。
投資家Jeffrey Wernick氏
まず、投資したものをすべてを全て失っても良いと思ってください。それを取引することさえ考えずに5年のあいだ忘れてください。もしビットコインが5年間生きていたなら、購入した日よりも価値は高くなっていることでしょう。
ビットコインが2009年に生誕して以来、例え政府が冷たい態度を取ろうとも、そして不確かな規制耐性の中、どの通貨よりも優れたパフォーマンスを見せてきました。
今日与えられたこの状況下で、驚くべき評価を受けています。今は逆風であり追い風ではありません。世界中のあらゆる政府がビットコインをどうやって阻止し、殺そうかと考えているのです。
影響力の強い890億ドル規模の投資銀行、ゴールドマン・サックスを12年間率いていた元CEOのLloyd Blankfein氏は以前インタビューで、「ビットコインが近い将来に代替通貨となるとは考えていないが、競争すら出来るチャンスが無いと考えるには傲慢である。」と答えています。
Blankfein氏はビットコインのような分散型通貨を中心に、フィアットからデジタルマネーへの自然な進展が起こる可能性がある。の述べています。
ビットコインやアルトコインが、リザーブカレンシーとの競争を終わらせるようなことがあれば、億万長者のピーター・ティエルやマイケル・ノヴォグラッツが予測しているように、仮想通貨市場の時価総額は1~20兆ドル規模に拡大する可能性があります。
(Appleの時価総額が米企業初、本日1兆ドルを超えたばかり。)
このようなことから、Wernick氏は、誰もが少なからず仮想通貨に投資するべきだと考え、長期的には主要な資産クラスに進化する可能性を認めるべきであると主張しています。
誰もが何かを仮想通貨に入れるべきだと思う。
そして、最初に行動する人は、2番目に行動する人よりも多くの金を稼ぎ、その2番目の人は3番目に行動する人よりも多くの金を稼ぎ、最終的には仮想通貨が広く採用されると、人々はそれを決済として使用し始め、最終的に価格の変動がなくなり、価格が安定します。
しかし、私はこれについてはっきりさせておきたい。価格のボラティリティは、政府の政策の不確実性と関係している。
とWernick氏は付け加えました。
出典:https://nulltx.com/why-an-early-uber-and-airbnb-investor-thinks-everyone-should-invest-in-crypto/
Why an Early Uber and Airbnb Investor Thinks Everyone Should Invest in Crypto
Source: TradeBitLab