最も安心な仮想通貨取引所はKraken(クラーケン)、サイバーセキュリティ企業が調査結果公表

最も安心な仮想通貨取引所はKraken(クラーケン)、サイバーセキュリティ企業が調査結果公表

仮想通貨取引所が保管する仮想通貨に保険をかけた際、最も安心できる低リスクの取引所はクラーケン(Kraken)であるとの調査結果が公表されました。これは有力なサイバーセキュリティ企業Group-IBが、保険リスク評価手段として取引所のセキュリティを格付したものです。

取引所のセキュリティ水準、鍵保管パスワードなどの信頼性から保険料率決まる

Group-IBはスイスのオンライン保険サービスのCryptoInsと提携して、取引所に保管されている仮想通貨が保険によって安全・確実に保護されるため必要な保険料決定について、世界で初の評価システムを開発しました。

交換所のソフトウエアへのサイバー攻撃や窃盗、詐欺などの不法行為によって失う損失はすべて、この分野では新しい仮想通貨保険証券によってカバーされます。大手取引所のユーザーは2018年10月から保険サービスを開始したCrypotoInsが、支払い責任を負う保険によってその資産の補償を受けられます。

保険の枠組みは、それぞれ取引所が提供する技術的なセキュリティ水準、鍵保管はじめパスワード、個人データの信頼性などの基準で決まります。それはさらに個人リスク管理システムやKYC(Know-you-customer:顧客確認)とマネーロンダリング防止(AML)の厳格さの質も考慮されます。

仮想通貨取引所の安全・確実な第1グループから4グループに分類

Group-IBの広報担当は「われわれは手始めに、取引所が仮想通貨と法定通貨の資産をどのように処理し、鍵の保管と管理処理法について調べました。一部ケースでは同意を得た上で、最も脆弱なリンクを通じて、ネットワークの脆弱点をソーシャルエンジニアリング手法で探査・侵入するペネトレーションテストを実施します」と説明しています。

保険料率決定の前提として、取引所についてリスク順に4つのグループに分類されます。最も安全・確実な取引所は第1グループに指定し、以下完全に保険にかけられないと判断される状態の第4グループまで分類されます。基本保険料率は、3カ月当たり2.5%で、グループに応じて割引(最高50%)が適用されます。

最優秀な仮想通貨取引所はKraken(クラーケン)、保険料率は1.25%

Group-IBが最も安全・確実と判定した取引所は、2011年設立という比較的長い歴史のあるクラーケン(Kraken)だけでした。その保険料率は最も低額の1.25%です。保管される1BTCは、90日間につき0.0125BTCの保険料になります。

第2グループはビットレックス(Bittrex)とコインベースプロ(Coinbase Pro)の両取引所であり、投資家保護の保険料率は1.5%です。投資家保護では平均以下となる第3グループには、大方の取引所とウォレットがランクしています。バイナンス(Binance)やビットフィネックス(Bitfinex)、ビットハブ(Bithumb)、ビットメックス(Bitmex)、ローカルビットコイン(Localbitcoins)、マイイーサウォレット(MyEtherWallet)、ポロ二エックス(Poloniex)などがそれで、保険料率は1.9%です。

保険限度額は15BTC(約1,100万円)まで

ユーザーが保険をかけることができる最高限度額は、15BTC(約1,100万円)とされており、保険料は最高100種類の異なるコインでの支払いが可能です。CryptoInsによると、保険金の支払いはビットコインで行われます。掛けられる保険対象は、取引所と個人ウォレットの仮想通貨資産であり、ハッキング被害に対して全額補償されます。

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参考
Group-IB
The Next Web

Source: 仮想通貨ビットコイン

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