ビットコイン(BTC)など6,000万円を横領、仮想通貨の投資詐欺も行い罰金1億2,500万円

ビットコイン(BTC)など6,000万円を横領、仮想通貨の投資詐欺も行い罰金1億2,500万円

米商品先物取引委員会(CFTC)が11月9日、アリゾナ州在住のジョセフ・キム(Joseph Kim)対して仮想通貨に関連した詐欺を働いたとして110万ドル(約1億2,500万円)の罰金を科すと発表した。同日、イリノイ北部地区連邦地方裁判所は、通信詐欺罪に問われた同被告に対して懲役15カ月を言い渡した。

仮想通貨を6,000万円近く横領し解雇

CFTCの発表によると、キム被告は2017年9月から11月にかけてシカゴにある自己売買業務を行う企業の口座からビットコイン(BTC)とライトコイン(LTC)を自身の口座に複数回にわたって送金を繰り返し、横領を行っていた。

ビットコイン(BTC)の価格チャート

会社の口座の仮想通貨が移動していることを問われた同被告は、取引所のセキュリティーの問題により複数の口座へ送金するよう求められたとうそをついていた。その後、同企業は横領を発見し、同被告を解雇。被害額は約60万ドル(約6,800万円)だった。

キム被告はその後、同企業へ返済するため仮想通貨の取引を続け収益を上げようと、顧客から不正に資金調達を行っていた。2017年12月から18年3月までの間に、少なくとも5人の顧客から54万5,000ドル(約6,100万円)の資金を集め、仮想通貨への投資に充てていた。

騙して集めた資金も仮想通貨に投資し、全て失う

しかし資金を集める際に顧客に対して同被告は、前の会社を横領によって解雇されたことを隠し、自身の投資会社を始めるために自主退社したと話していた。さらに、顧客にはリスクの低い仮想通貨のアービトラージで資金を運用すると説明していたが、実際は比較的リスクの高いディレクショナル型の取引を行っていた。

その結果、同被告は顧客から預かった全ての資金を失った。そして、顧客には損失を隠すため取引によって利益が出ているようにみせた偽の取引明細を送っていたという。同被告は被害にあった企業と顧客に対して合計114万6,000ドル(約1億3,000万円)を返還命令を受け、今後の仮想通貨を含む取引が禁止された。

CFTCのジェームズ・マクドナルド(James McDonald)執行責任者は、今回の事件に関して「 CFTCはアメリカ合衆国司法省と協力して仮想通貨に関連した違法行為を根絶していきたい」とコメントしている。

今月上旬には、米国の証券取引委員会(SEC)が、分散型取引所のイーサデルタ(Etherdelta)を運営するザカリー・コバーン氏(Zachary Coburn)に対して、未登録の国家証券取引所を運営しているとして約40万ドル(約4,500万円)の罰金が科せられていた。

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参考
Commodity Futures Trading Commission

Source: 仮想通貨ビットコイン

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