3,000万ドル規模の仮想通貨投資ファンドが2019年初頭にも上海で誕生か

3,000万ドル規模の仮想通貨投資ファンドが2019年初頭にも上海で誕生か

サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)など複数メディアが報じたところによれば、上海に拠点を置くデジタル資産運用会社のPoint95 Global社が香港の証券取引委員会が発行するライセンスを有する資産運用会社と提携、2019年初めにも仮想通貨関連投資ファンドの運用を開始する予定だという。

新仮想通貨ファンド初期は3,000万ドル程度の規模を予定

複数メディアが報じたところによれば、ファンドの初期規模は3,000万ドル(約34億円)程度を予定しているとのこと。まだ、詳細は不明だが、ライセンスを所持する香港の資産管理会社がファンドをマネジメントし、Point95 Globalは運営の補佐にあたるとみられている。

Point95 Global社の共同設立者の一人である、イ・ジンユアン(Ye Jingyuan)会長はサウス・チャイナ・モーニング・ポスト誌のインタビューに対して、新ファンドはプロ向けに提供する予定だと説明し、以下のように語った。

「香港証券取引委員会が設定するライセンスを保有し、規制に準拠した最初の仮想通貨関連投資ファンドにしていきたいと考えている。徹底した資産管理の管理と保護を実践し、機関投資家の仮想通貨投資市場への参入を促したい」

仮想通貨市場が低迷も投資ファンドの設立相次ぐ

仮想通貨市場は2017年のバブルともいえる状況からは落ち着きを見せ、現在は若干衰退気味だ。しかしそれと反比例する形で、投資ファンドは急増。仮想通貨への投資熱は高まりを見せている。ただ、一般的な投資市場と比較して、仮想通貨投資ファンドはまだ、規模・内容ともに未成熟だと指摘する声もある。

仮想通貨関連投資ファンドの調査を行ったCrypto Fund Searchによれば、仮想通貨投資ファンドの数は急増しているものの、25人以上の規模を誇るファンドはその中でもわずか5%程度にしか満たないという。

こうした中において、今回の新投資ファンド設立は大きな期待感をもって迎えられているようだ。

専門家の中では2019年がインフラ、基盤整備の年だという意見を持つものも少なくない。依然として仮想通貨は投資資材としてリスクの多い商品だ。新ファンドが今後どのような動きを見せていくのか、仮想通貨投資市場の基盤づくりに関して、どういった役割を担っていくのか注意深く見守っていく必要があるだろう。

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Source: 仮想通貨ビットコイン

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