仮想通貨の現物と証拠金取引の特徴、そのヘッジ作戦について

仮想通貨の現物と証拠金取引の特徴、そのヘッジ作戦について

仮想通貨の取引ではコインを買う・売るの「現物取引」のみならず、取引所へある一定の資金(証拠金)を入れて、レバレッジをかけて取引ができる「FX」「先物取引」「信用取引」が可能です。

これらの証拠金取引は上手に使いこなすことが出来れば短期間で大きな利益を出すチャンスがありますが、上手に使わないと大きなリスクを生じることもあります。

証拠金取引の期限について

証拠金取引の期限について

①FX
決済期限:なし

②先物取引
決済期限:あり
限月(げんげつ)決済

③信用取引
決済期限:あり

証拠金取引のメリット

証拠金取引のメリット

①少額資金で取引が出来る
レバレッジを効かせることができるため、自己資金以上の取引ができ、少額からでも大きな利益を生み出す可能性がある。

②「売り」から取引ができる
現物取引の場合、現物資産である「コイン」を保有していなければ、売りから入ることは出来ません。まずはコインを購入するところから取引参加となります。

このとき、今後下落相場が続くと予想される場合、トレードチャンスがあってもなんの策もなく、ただ自分の資産が目減りしていくのを見るしかありません。

証拠金取引のポイント

証拠金取引のポイント

①返済義務がある
証拠金取引の場合、各仮想通貨取引所へ担保として資金を預け、それ以上の金額の取引を行うということは、取引所から一旦お金を借りて取引している、ということになるため、期限までに返済しなければならない、という考え方です。この期限がないのがFXですが、いずれは返済しなければならないのは同じです。

②必ず反対売買を行う
トレーダーがポジションクローズ(決済)すると、取引所は預かっていた証拠金と、トレーディングで得た利益(損失)を顧客の口座に戻してくれます。このように証拠金取引では「買ったら売る、売ったら買い戻す」という ”どこかで必ず反対売買を行う取引”です。現物(コイン)を何年も保有し続けるというような「買いっぱなし」の状態が少ないため市場に流動性が生まれます。

③タイミング重視
現物取引の場合、コインの特徴、将来性などを見て長期的に保有する人も多いですが、証拠金取引の場合は、銘柄選定よりも売買タイミングが重要。「いつ売り・買いすれば差益が取れるか?」にフォーカスします。

特に返済期限の決まっていないFXの場合はこのやり取りが頻繁な上、必ず反対売買を行なって取引を完了させるため、現物取引の何倍もの出来高が生まれます。また現物取引よりも価格の動向が先行しやすいのが特徴です。”FXの上昇、下落を見て現物価格を予測する”という方法もあります。

現物のヘッジとして使う作戦

現物のヘッジとして使う作戦

仮想通貨の相場が「今後もっと下がる」と予想できる場合があります。その場合、証拠金取引では「新規売り=ショート」を仕掛けるわけですが、単に売りから入るだけでなく、現物のヘッジとしてトレードするという方法があります。

たとえば、自分がビットコインの現物を持っているとして、地合いが悪く、今後10%程度下落すると予想する場合、ビットコインFXでレバレッジ5倍をかけて「新規売り」を行い、現物資産が目減りした分を、FXの新規売りで10%稼ぎます(現物のヘッジ)。

今度は5倍の「売り~買い戻し」で得た利益を使い、安くなった現物(ビットコイン)を買い増しすると、ダブルで資産を増やすことが可能です。

もちろん、実際には必ず10%下落後、再び元の価格まで戻るとは限りませんが、そのような場面が訪れた場合も、「この作戦と作戦が実行できる取引所」を持っていれば、どんな相場が来ても、慌てず騒がず利益を出していけます。

まとめ

FXをはじめとする仮想通貨の証拠金取引は、相場の変動で生じる価格差を利用して利益を出す取引です。ですから銘柄にこだわらず、売買タイミングを計り、「トレード方向が間違っていると思ったら、迷わず損切りを行い、再度ポジションを取る」というトレードルール作りとリスク管理が大切です。

現物と証拠金取引は同じ銘柄でも全く別の相場であると考えて、トレードスタイルを明確にしてトータルで資産を増やして行きましょう!

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Source: 仮想通貨ビットコイン

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