違法な画像がブロックチェーンに含まれる事件が発生!

ブロックチェーン共有における問題点とは?

これの何が問題であるかというと、ブロックチェーンのフルノード保持者は、当該ブロックチェーンのはじめのブロックから最新のブロックまでの全情報を持ちます。「全情報」とは、つまりこの性的画像も保持することになります。

取引所などの企業がサービス提供のためにフルノードを運営していたら、この性的画像も含まれてしまうということになります。こういった画像は、複数の先進国では保有をするだけで犯罪です。つまり当該ブロックチェーンのフルノードを運用しているだけで犯罪者になりえますし、捜査令状を発行できるということになります。

イギリスで最も主要なメディアであるBBCもこの事件を取り上げるなど、暗号通貨・ブロックチェーン業界の外の枠まで広がっています。

参照:Child abuse images hidden in crypto-currency blockchain

とはいえ、常識的に考えれば反社会的なデータが入ってるブロックチェーンのノードを保持していたことが罪になる道理なってしまう場合、反社会的な人がマネロントランザクションをパブリックブロックチェーン上で行い、それをマイナーがブロックに取り込んだり、それをバリデートしただけで犯罪になるのと同義のような気もします。

ただし、あくまで法律の上では画像の保持自体が犯罪であり、ノードを保持しているだけで犯罪と定義することはできてしまいます。これは今回のBitcoin Satoshis Visonだけではなく、他のブロックチェーンにも共通する由々しき問題といえます。

今回の件が重大な問題と考えられる理由

違法な画像がブロックチェーンに含まれる事件が発生、ブロックチェーン共有の問題点とは

とりわけ、トランザクション処理能力を拡張させるために大きいブロックサイズで運用されているブロックチェーンは特に危ないです。その理由は、画像を直接ブロックチェーンに書き込めるからです。

ブロックが1MBのBitcoin(ビットコイン)であれば、こういった直接画像をトランザクションする問題は発生しませんが、例えブロックが小さくともデータを分割したり、違法な画像へ飛ぶリンクを貼ったりすることができます。

また、大きいサイズのブロックなら、EOS(イオス)のようなガバナンスのアプローチであれば解決する可能性があると言えます。EOSでは、Block Producer(ブロックプロデューサー)が違法なトランザクションとしてブロックに取り込まないという判断をした後で、Block Producerによる投票で当該アカウントをブラックリストに指定してアカウントを凍結することができるからです。

この件の問題がなぜ由々しき問題であるか、その深刻さは、当該ブロックチェーンに記録された問題の画像はブロックチェーンが運営され続ける限り、ブロックに格納され続けるからと言えます。

その画像はフルノードをダウンロードして当該ブロックをコピーすれば誰でも参照でき、スクリーンショットなどでいつでも複製ができてしまいます。マイナーやコイン保有者が存在する限り、自立分散的に稼働するブロックチェーンではそれが永遠に続きます。

こういった問題にどのような解決策が提案されるかは興味深いところではあります。 

参考資料:https://coinchoice.net/what-is-the-problem-of-blockchain-sharing/ 

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Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局

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