ビットコイン(BTC)先物取引が1年前の最高価格取引水準以上に回復した訳とは?

ビットコイン(BTC)先物取引が1年前の最高価格取引水準以上に回復した訳とは?

ビットコイン(BTC)価格の高騰は、シカゴの先物取引所にもプラスの影響を及ぼしています。ビットコイン先物取引を提供しているシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)はこのほど、BTC先物取引量が過去最高を記録したと発表しました。取引量は特に2019年初めから120%余り増加し、18年半ば以来最高の価格水準で取引されています。

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4、5月のビットコイン(BTC)先物取引は大幅増に回復

CMEは5月13日のTwitter上で、18年の高値対底値幅で80%も乱高下した状態から回復して19年4、5月に高水準の取引になったことを明らかにしました。CMEによると、BTC先物取引量は同日、3万3,700件の契約を記録しました。これは16万8,000枚のBTCが取引されたことを意味し、その額は13億5,000万ドル(約1,480億円)に上ります。この取引量は、例えば4月に大量取引を記録したBTC11万2700枚(9億920万ドル)と比較しても、一段と大幅な伸びです。

先物取引の4月の記録は、年初以来少しづつ上がってきたビットコインの価格が、突然急上昇し始めた時期と一致します。CMEは当時、ビットコイン先物取引の収益が落ちる可能性があると、現実とは全く逆の予測を出していました。

CMEはシカゴ・オプション取引所(CBOE)と共に17年12月以来、現金決済によるビットコイン先物取引契約を提供し始めました。米国市場におけるビットコインデリバティブ取引の開始は、ビットコインの価格がほぼ2万ドルに達した、いわゆる2017年ラリーと一致しています。

一方、CBOEは3月14日、現金決済によるビットコイン先物商品の提供を中止すると発表しました。当時多くのアナリストは、18年の弱気市場からの影響を受けた結果であると分析しました。CBOEの取引も発表はありませんが、回復基調にあると予測されます。

先物取引回復はビットコイン(BTC)価格の急上昇による強気相場の再来

ビットコイン先物取引の再燃は、いくつかの要因が考えられます。言うまでもなくそれは、ビットコイン価格の目覚ましい上昇に見られる強気相場の再来です。ビットコイン価格は4月から右肩上がりとなり、特に5月半ばまでの5日間に2,000ドル以上も大幅に上昇しました。60日間の利益は100%を上回ります。アナリストそしてコメンテーターすら、仮想通貨に対する強気の見通しを示しています。

周知の通り、ビットコインは17年末に最高価格220万円に達して以来、18年を通じてその価値を80%も失いました。

2017年ラリーとは違って、ビットコインの現在の価格上昇は、一連の好ましい事態の進展と相まって進んでいます。つまりビットコインは今や、17年末のころと比較してより一層成熟している事実があると指摘されています。

大手投資会社のビットコイン(BTC)取引発表やBakktが7月取引開始と最終発表

仮想通貨市場が成熟している事実は随所に表れています。フィディリティ(Fidelity Investments)やTDアメリトレード(TD Ameritrad)、Eトレード(E-Trade)など大手投資会社は最近、クライアントに向けにビットコイン取引を開始する計画を相次いで発表しました。これら3社の運用資産残高(AUM)は4兆ドル(約440兆円)余りと巨額であり、仮想通貨市場に参入すればビットコイン市場に大規模な資本注入になるでしょう。

一方バックト(Bakkt)は、ビットコイン決済によるビットコイン先物商品の取引開始の認可を米商品先物取引委員会(CFTC)に求めています。バックトの親会社であるインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)は5月3日、即日決済と1カ月後決済の2つ別々のビットコイン先物取引の認可をCFTCに改めて申請しました。バックトは5月14日には、認可前のユーザー受入テスト(UAT)ではありますが、初となる現物引き渡しによるビットコイン先物取引を開始すると発表しています。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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参考
BLOCKONOMI

Source: 仮想通貨ビットコイン

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