ロードマップ公開2018年1月4日版

カルダノロードマップ」の一部が公開されました。
それぞれの項目に進捗度のグラフが追加されて、よりロードマップが分かりやすくなりましたので、一度ご確認頂けたらと存じます。

それでは項目と説明文を転載いたします。

香港にコワーキングスペースを設立
Emurgoは香港にコワーキングスペースを設立します。2018年2月から稼働予定です。
コワーキングスペースは、技術者が集まるハブになります。
カルダノ上でアプリケーションを構築するアイディアを共有する場所、プロジェクトチームを組織する最適な場所になります

東京にてデベロッパーおよび企業に向けたミートアップの開催
Emurgoは2月より東京の新オフィスで月に一度、デベロッパーおよび企業向けのミートアップを開催します。
Cardanoに関心がある開発者、ビジネスのコミュニティを創出することが目的です。
Cardano上でアプリケーション構築を検討している開発者はより関心を高めることができます。
また企業はCardanoを知り、既存のデータベース、オペレーション、ワークフローのあり方を再検討することができます。

CHINACCELERATORおよびMOXとのパートナーシップ契約
域内有数のアクセレレーションプログラムを運営する2社との提携により、起業家はプロジェクトを加速させる助言や投資への機会を得ることができます。
MOXは、東南アジアとラテンアメリカ市場をターゲットとしたモバイルアプリ配信のプラットホームを有しており、スタートアップ企業は約1億9000万台のスマートフォンにアプリを配信することができます。
パートナーシップにより、Cardanoのブロックチェーン上でアプリケーションを構築する起業家は、域内有数のアクセラレータープログラムを利用することが可能となります。

ブロックチェーンプロジェクトへの投資、上海
Emurgoはベトナムのホーチミン市にCardanoブロックチェーンの研究を行うための研究開発拠点を設立します。
研究開発拠点は、Cardanoの研究、CardanoのためツールおよびAPIを構築し、企業向けのコンサルティングを行います。
提供されるツールにより、開発者は容易にカルダノ上でサービスを構築できるようになります。

DISTRIBUTED FUTURESの研究
ロンドン市の研究プログラムがブロックチェーンの課題と機会を探求します。
カルダノ財団は、ロンドン市の評判の高いシンクタンクZ/Yenグループをブロックチェーンアプリケーションの研究プログラムのパートナーとして選定しました。
Distributed Futures研究アジェンダは、ブロックチェーン技術がどのような影響を様々な業界に与え、カルダノの開発を推進させるかを探求します。
パートナーシップは、広い範囲の業界(銀行、貿易及び保険業界を含む)に注目し、規制機関、投資家及び政策立案者との関係を深めることを目的とします。

LEDGERウォレット
ブロックチェーンの主要なコンサルタント会社であるMetalairとのパートナーシップにより、Ledgerウォレットのストレージデバイスに、カルダノへのサポートが追加されます。
これは、カルダノのユーザが、自身のAdaをコールドストレージという便利で安全な方法で、オフライン保管できることを意味になります。
統合プロセスは既に開始されており、プロジェクトのスケジュール表は、近日中に公開します。

デビットカード
カルダノデビットカードの導入により、Ada所有者は日々の買い物にその資金を使用することが可能になります。
Adaを暗号通貨デビットカードに組み込むためパートナーシップが展開されました。
これにより、カルダノのデビットカードを使用することでAdaを他の通貨と同じように使用することが可能になります。
カードの申込みを行いカード取得後、自分のDaedalusウォレットからカルダノのデビットカードにAdaを送り、充当することが可能になります。
資金はあなたが選択をした現地通貨(例えば円や元)に自動的に換算されます。
デビットカードを使用して、オンライン小売業者又は従来型の店舗において、通常と同じように商品の支払いを行うことができます。

カルダノソフトウェア監査
コード及びドキュメンテーションの独立監査は、高品質で堅固な商品を確実にする手助けとなります。
カルダノ財団は、IOHKのShelleyリリース及びその後のカルダノのコードアップデートのコードレビューを行うことをFP Completeに依頼しました。
これに加え、IOHKのドキュメンテーションはそのわかりやすさ、正確性及び完全性につきレビューを受けます。
FP Completeとの契約は継続しているものであり、このような独立監査は、カルダノのコードベースの品質に信頼を生み出す手助けとります。
FP Completeによるカルダノの技術に対する独立監査は、業界がソフトウェアを採用するために極めて重要な信頼を育み透明性を提供します。

Goguen

サイドチェーン
サイドチェーンは、カルダノ上でAda(エイダコイン)を使用する能力を高め、スケーラビリティを可能とし、またブロックチェーンのフォークを起こさずに新しい機能の実装を可能とします。

サイドチェーンは、複数のブロックチェーンが相互に運用することを可能にします。複数のカルダノのブロックチェーンが構築される予定です。
メインとなるカルダノチェーンは、Adaを保有するアカウントが所在する決済レイヤーです。
決済レイヤーは、シンプルであり、資金の管理及び移動のみを行うことが可能であり、複雑なスクリプティングを提供していません。
決済レイヤーの機能を制限し、簡潔にすることで、敵対者から攻撃される可能性がある弱点を少なくし、その安全性を高めることができます。
サイドチェーンは、独立したブロックチェーンとして構築される予定で、これによりカルダノに更に多くの機能を実装することが可能になります。
例えば、スマートコントラクトサイドチェーンであるカルダノコンピュテーションレイヤー(Computation Layer)は、より多機能となり、メインチェーンの安全性に影響を与えることなく、チューリング完全なコントラクトの実行を可能にします。

サイドチェーンを相互運用することは、すなわち、Adaを1つのブロックチェーンから別のブロックチェーンに移動することができるということである。
Adaをメインチェ―ンで作り出し、サイドチェーンに移動し、所有権を変更し、またメインチェーンに戻すことができます。
ブロックチェーン間のコインの移動は、クライアント型ウォレットを使用して自動的に行われるため、ユーザの操作を必要としません。
全てのサイドチェーンは、「双方向ペグ」の機能を備えており、1つのブロックチェーンにAdaを所有する場合、それを双方向に移動することができます。
この機能は主に、スケーラビリティの実現を可能とする鍵であり、ブロックチェーンの開発において重要です。
負荷をメインチェーンからサイドチェーンに移行することにより、メインチェーンの最大容量に到達することがなくなり、これは一種のブロックチェーンのシャーディングとなります。
ブロックチェーンのフォークをすることなく、試験的に導入されたブロックチェーンの新しい機能をサイドチェーンの中で利用できるため、サイドチェーンは、アップグレードを容易にします。
新しい機能の利用を希望する人は、自分のコインをそのサイドチェーンに移動し、機能を利用し、またコインを戻すことができます。

アカウントモデル
UTxOスタイルを使用する台帳とアカウントベースのアカウントモデルを使用する台帳の間で価値を常に動かすことで、両方の方法とその関係性に形式的な理解を深めていくことができます。

暗号通貨において、一般的に使用されている2つの異なる会計方法があります。
これはすなわち、ビットコインの未使用トランザクションアウトプット(UTxO)とイーサリアムが使用するアカウントベースモデルです。
カルダノは、マルチレイヤーシステムとなり、それぞれのレイヤーで異なる会計方法を使用することができます。
決済レイヤー(メインチェーン)はUTxOアカウンティングを使用し、IELEに基づくコンピュテーションレイヤー(サイドチェーン)はイーサリアム・スタイルのアカウントを使用します。
メインチェーンとサイドチェーンの間で価値を安全に移動するためには、これらの会計スタイルの関係性を、明快かつ明確に理解していることが絶対に必要です。
これらの会計方法の形式的定義に基づいて、それぞれの会計方法の関係性を理解する。これにより、相互にシミュレートできるという点で、それぞれの会計方法の等価性を積極的に証明することができます。
これにより、チェーン間で価値が移動する際に、新しく作り出さないこと又は喪失されないことが保証されます。

PLUTUSコア
Plutusコア言語が完成し、カルダノの決済レイヤー及びコンピュテーションレイヤーに組み込まれます。

カルダノ決済レイヤーの理念は、物事をシンプルかつ安全に保つことである。
この理念に従って、決済レイヤーは、スクリプトとブロックチェーンの間で極めてシンプルな相互作用のみを有する、シンプルなスクリプト言語のみを使用します。
使用する言語はPlutusコアです。
Plutusコアは表現力が豊かである反面、シンプルで安全です。
Plutusコアは、純粋関数型プログラミング等のプログラミング言語理論の十分に理解されている考えに基づくものであるため、スクリプトの正確性を保証する検証技術を行うことができます。
Plutusコアは、プログラマーが直接書くようには設計されていないものであり、Plutus言語を含むコンパイラのターゲットとなるように設定されています。
Plutusコアは、カルダノのコンピュテーションレイヤーにおいても使用され、直接又はIELEを通して実行されます。
これによってPlutusコアは、ブロックチェーンと更に豊富な相互作用を有し、これにより高機能なスマートコントラクトでのPlutusコアの使用が可能になります。

IELE仮想マシン
IELEは、汎用言語フレームワークを有するスマートコントラクトを翻訳し、実行する仮想マシンができます。

KEVMを定義する研究に基づいて、Kチームは新しい仮想マシンを設計し定義しています。
IELEは、より高級な言語からのスマートコントラクトを翻訳し、実行するための統一した低級プラットフォームとしての機能を果たし、実際のファンクションコールによって互いに作用することができます。
IELEは、LLVMのようにレジスタベースのマシンとなります。
IELEには、無数のレジスタがあり、また無限のインテジャーをサポートします。
仮想マシンは、すべての言語にわたって統一のガスモデルを提供します。
IELEにおけるガス計算の全体的な設計方針は、「無制限。ただし、使用した分を支払う」というものである。
IELEは、安全性の高いスマートコントラクトを作成することを容易にします。
これには、スマートコントラクトが順守しなければならない要求仕様の作成、及び当該仕様に関してスマートコントラクトが正確であることを数学的見地から実証及び証明する自動化技術を開発することを容易にすることが含まれます。
IELEの設計は、Kを使用してセマンティックに基づくスタイルで行われます。
Kのための高速(LLVMに基づく)実行バックエンドと共に、IELEのセマンティックから自動的に取得したインタープリターがIELEのリファレンス実装として十分に効率的に役割を果たすことが予想されています。
また、IELE(特にそのガスモデル)を実証するために、Solidity及びPlutusコアからIELEへのトランスレータ/コンパイラは、可能な限り速やかに開発されます。

統合及び実装
サイドチェーン及びアカウンティングは、カルダノの決済レイヤー及びカルダノコンピュテーションレイヤーに実装さます。
IELE及びPlutusコアは、カルダノコンピュテーションレイヤーに統合さます。

これによって、作業はすべてカルダノのコンピュテーションレイヤーと決済レイヤーに統合されます。
これには、サイドチェーン及びアカウンティングリサーチをSL(決済レイヤー)及びCL(コンピュテーションレイヤー)の両方に実装することを含み、これにより資産が2つのレイヤー間で移動することが可能となります。
この作業は、更にCLにPlutusコア及びIELEを統合することを含み、これによりスマートコントラクトを実行することが可能となります。

スマートコントラクトのデプロイメント及び相互作用
スマートコントラクト開発者のためのツール一式が利用可能とり、当該ツールには、メインネットにデプロイされる前にコードを試験するプライベートテストネットワークが含まれます。

カルダノは、開発者に高品質なデプロイメント経験を提供する手助けとなるツール一式を支給します。
このツールには、カルダノデプロイメントネットワーク(メインネットにデプロイされる前にコードのテストが可能なプライベートテストネットワーク)、カルダノノードAPI及びPlutusと相互作用するインタラクティブREPL(インタラクティブなコンピュータプログラミングシェル)、並びにコマンドラインインターフェースを利用したスマートコントラクトの容易なコンパイル及びデプロイメントが含まれます。

Source: 非公式エイダコイン情報メモ

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